こだわりの家づくりは杢工房
福岡県糸島市にある杢工房(もくこうぼう)は大工職人自らが「設計・施工・監理」まで一貫して行います。
長くご満足いただける家づくりを目指して…また次の世代に受け継がれ、100年経っても住める家づくりを目指して施工させていただいています。
お客様への誠実な気持ちはもちろんのこと、大工として木材、加工に使う道具への感謝の気持ちを忘れずに全て手造りで行なっています。
木を理解した職人はそれぞれの木材の個性をしっかりと見抜いてその個性を使用箇所に合わせて使っていきます。
~杢工房の名前の由来~
杢工房の「杢」という字は木工の合字で、大工や木工職人のことを指します。
そもそも、大工になろうと決めたのは、小学生のときです。自然豊かな環境で育ち、ものづくりが好きでした。自然と木造の大工になりたいと思うようになりました。自然の中で育った事が、私の家づくりの根底にあります。中学生の頃、母親と近くの工務店の木工教室に行きました。現在はありませんがその時の教室名が「杢工房」といい、やがて大人になり「大工」を目指していた私は独り立ちをしたら「杢工房」と言う名前を頂こうとこっそり心に決めておりました。
十年間の修行ののち独立をするときに木工教室の先生に「会社名を杢工房にしようと思っている」ことを伝え「杢工房」を開業することができました。
家造りは大工だけでは完成しません。様々な職人さんと施主様の力が合わさり、みんなで作り上げるものです。
職人の技
最近では見ることの少なくなったえつり壁。
土を塗り付けるための下地を竹と縄で編み込みます。私達はエツリかきと言います。
この竹小舞は職人さんが一本一本手で編み込んでいきます。
編み込む紐も麻紐で天然素材にこだわり、見ない部分まで丁寧に造りこんでもらっています。
塗り付ける土も化学物は混ぜずに土本来の吸湿性を利用し、夏は涼しく、冬は暖かい過ごすことができます!